第35回「赤穂大石神社 大石内蔵助良雄像」

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第35回は「赤穂大石神社 大石内蔵助良雄像」です。
赤穂城跡内の、大石内蔵助と藤井又左衛門の屋敷跡に
建立された、赤穂大石神社の境内に建っています。
祭神は、四十七義士と萱野三平で、浅野家三代の城主と、
その後に藩主になった、森家の先祖も合祀されています。
この像は裃(かみしも)姿で、今でいうと仕事着、という事に
なるのでしょうか、普段の姿っぽい銅像ですね。
「昼行灯」と呼ばれていたという話もありますが、丸顔で、
温厚な性格も表わされている感じがします。
この像の元になったのでは、と思われる木像が、内蔵助像の
向かい「義士木像奉安殿」にあるので、その説明によると。
「江戸からの早打で凶報を知った、国家老大石内蔵助が、
裃に威儀を正し、佩刀(腰に付けた刀)を手に沈痛な
面持ちで、登城しようと、三の丸なる大石邸の表玄関を
出んとする姿である」
という事です。