第33回「高光寺」

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第33回は「高光寺」です。
これも旧備前街道沿いの寺で、城下町の花岳寺近くにあります。
大津村にあった妙典寺を、備前街道の構えとして移したもので、
本尊は、赤穂浅野家の初代藩主「長直」の寄進だそうです。
「高光寺」の名前は、その後「長直」の奥さんの菩提寺になり、
二代「長友」が寺を改修した時に、長直の奥さんの法名である
「高光院」から名前を改めました。
浅野家・義士関連の物としては、原惣右衛門直筆の「法華経」八巻、
大石内蔵助が描いた「大黒天画像」、義士の位牌や、浅野家が
寄進した「鬼子母神・十羅刹女画像」などが残っています。
開城の際には「高光院」の御墓料として、田地が寄進されました。