1. 忠臣蔵ウィーク2018
  2. >
  3. 忠臣蔵BLOG
  4. >
  5. 2014
  6. それぞれの事業に宿る想い

それぞれの事業に宿る想い

三百年の時を隔てて、「内蔵助とりく」が復縁。これは今から12年前の赤穂義士300年記念事業として、赤穂市民、赤穂青年会議所、赤穂商工会議所青年部、行政により構成された実行委員会により企画・実行された事業です。平成14年10月5日、吉良上野介邸への討ち入りを前に離縁した大石内蔵助と妻りくを、300年ぶりに復縁させるイベントが赤穂義士が眠る東京都港区の泉岳寺でスタートしました。 「義士道中 大石内蔵助・りく復縁式」と名づけられたこのイベントには、実行委員会のメンバーが赤穂義士扮し、東京ー豊岡-赤穂の3ヵ所で3部構成の寸劇を計画。 第1部の泉岳寺では300年の眠りから目覚めた内蔵助が豊岡で待つ「りく」への復縁状を飛脚に託し、自身も他の義士らとともに豊岡に向けて出発するというシーンが演じられた。

復縁式

10月27日豊岡に到着した一行は、豊岡市で開かれる「りく祭り」に参加し、第2部のりくとの再会シーンを演じました。

内蔵助とりく・子供・義士達は12月13日、赤穂義士祭前夜祭で、観衆の立会いのもと、復縁式を挙行し、義士祭本番の14日には市内をパレードしました。

ibento19-10

一見楽しいだけのイベントのように見えますが、大石内蔵助がりく夫人に対して討ち入りによる処罰が及ぶことを懸念して離縁した、そしてその行動を起こさせた確固たる家族を想う心こそ、昨今自分本位に走り過ぎた現代人が取り戻さねばならないものではないのかを訴えかけるメッセージ性のある事業だったのです。またその裏にはもう一つ熱い想いも込められていました。赤穂青年会議所のある先輩は内蔵助とりくの復縁式をしたいという夢を抱き、仲間や後輩たちに常々いつか叶えたいと語っていたそうです。しかし夢は遂に叶うことなくその先輩は若くして他界してしまいました。そして時を経てその先輩を慕う後輩達(僕にとっては大先輩です)が夢を受け継ぎ成し遂げるというまるで47士の心が宿ったかのような壮大な企画だったと聞きました。

知られていない所で本当に一つ一つ熱い想いが込められて義士祭は作り上げられているんですね。

今年もそんな企画がたくさん集まることを期待しています

PAGETOP