2017年10月

第24回「永応寺」

akostaff 2017年10月31日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第24回は「永応寺」です。

 

昨日の「遠林寺」「随鴎寺」から、旧熊見川の、ちょうど対岸の
お寺で、すぐ裏手が川岸になっていました。

 

浅野時代に、米5石4斗4升が給付されていて、「忠臣蔵」関連の
物では、浅野内匠頭長矩の遺品として、大石内蔵助が寄進した、
赤穂城・本丸の浅野藩邸にかけられていた喚鐘(小さな鐘)や、
その際の書状などが残されています。

 

この寺は「播磨六坊」のひとつで、延徳2年(1490)の開基。
赤穂浅野家ゆかりの寺というだけあって、正面から門を入ると、
さすがの迫力と風格ですね。

 

尾崎側からも、千種川越しに、永応寺の大屋根が見えるし、
旧熊見川沿いにあったので、高い建物のなかった江戸時代は、
もっと目立つお寺だったんでしょうね。

 

役割としても、北からの街道から城下町に入る場所にあって、
いざ戦の時は「出丸」(城の外に作られた砦)として使う事を
想定していたそうです。

第23回「遠林寺跡」

akostaff 2017年10月30日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第23回は「遠林寺跡」です。

 

遠林寺(えんりんじ)は、大石内蔵助が開城の後、尾崎村の
「おせど」から通って残務処理をした、城下町にある寺です。

 

浅野家の祈願寺で、内蔵助は断絶した浅野家の再興計画を
開城の作業中から進めていて、城を検分に来た幕府の目付
などに何度も嘆願しています。

 

ここ遠林寺でも、残務処理をしながら、住職の祐海に頼んで、
江戸の将軍綱吉の周囲から、再興しようとしたようです。
(浅野家が再興したのは、義士の切腹から6年も経った、
綱吉が死去した後でした)

 

お寺は明治時代に廃寺になって、今はありません。
民家や駐車場に変わった寺の跡の、ぽっかり空いた空き地に
立ってみると、寺の名残があるような、ないような・・・。
(本堂は、御崎の廣度寺に移築されています)。

 

東隣(写真奥)は随鴎寺(ずいおうじ)で、この2つのお寺で、
水軍の屯所としての役割を担っていたそうです。

 

第22回「からくり時計 義士あんどん」

akostaff 2017年10月29日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第22回は「からくり時計 義士あんどん」です。

 

からくり時計は、息継ぎ井戸の隣に設置されていて、9時から20時の
毎0分に、ナレーションと音楽付きで、義士物語を語ってくれます。

 

この場所は市街地の中心で、JR播州赤穂駅からお城の方に行っても、
お城から播州赤穂駅の方に行っても、ちょうど真ん中にあります。

 

息継ぎ井戸のところ、江戸時代の赤穂城下町を復元した絵図が
あるんですよ、鳥瞰図で描かれているので、当時の赤穂城下に
タイムスリップできますよ

第21回「おせど 伝大石良雄仮寓地跡」

akostaff 2017年10月28日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第21回は「おせど 伝大石良雄仮寓地跡」です。

 

大石内蔵助良雄は、赤穂城を明け渡す事になったので、
家族と尾崎村の「おせど」で仮住まいをしていました。

 

内蔵助の家臣(家来)瀬尾孫左衛門のお兄さんの屋敷が
あった所で、6月25日に山科へ旅立つまでの、約2ヶ月、
ここから城下の遠林寺に通って残務処理をしました。

 

千種川に架かる赤穂大橋を渡って、坂を下った所が
赤穂八幡宮、「おせど」も同じ通りの70m先の路地を
ちょっと入った所にあります。
(写真の路地を左に曲がると、八幡宮につながってます)

 

「おせど」には、内蔵助が祀ったという「大石稲荷」や、
お城の本丸庭園にあったという「牛石・馬石」、井戸や
ひょうたん池が残されています。

 

桜と紅葉の時季は、特にキレイな所です。

第20回「尾崎村への道」

akostaff 2017年10月27日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第20回は「尾崎村への道」です。

 

4月19日、無事に赤穂城を明け渡した、大石内蔵助は、川を渡った
尾崎村の、八幡宮の隣「おせど」に、家族と移り住んでいます。
そして、そこから城下の「遠林寺」に通い残務整理をしました。

 

「遠林寺」は、今のお城通りや、東惣門跡から近い場所にありました。
東惣門を出ると旧熊見川で、短いのと、長いのと、2つの橋が架け
られていました。

 

橋を渡ると、旧熊見川と今の千種川に挟まれた「中村」に入ります。
ここの道は、城下町と同じ様に、敵が攻めて来た時に勢いを抑え、
見通しを悪くする「鍵型街路」になっていました。

 

今も、尾崎側から昔の道を通ってみると、突き当たっては曲がり、
突き当たっては曲がり、の道になっているのが分かります。

 

中村にも惣門があったそうで、その先が今の千種川。
ここから対岸の「尾崎村」まで、橋が架かっていました。
(今の赤穂大橋の、ちょっと上流ですね)

 

写真は、中村の鍵型街路と惣門を抜けて、尾崎村への橋が
架かっていた辺りです(川幅は、もっと狭かったようです)。

第19回「赤穂城跡 清水門」

akostaff 2017年10月26日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第19回は「赤穂城跡 清水門」です。

 

大石内蔵助は4月19日、幕府の城受取の使者が感心するほど
見事に、赤穂城を明け渡しました。

 

そして浪人となった内蔵助は、大手門からは出られないので、
城の東側にあった清水門から、名残を惜しみつつ城を後にし、
川を渡った対岸、尾崎村の「おせど」へと移りました。

 

写真は、熊見川(今の加里屋川)側から見た清水門です。
門を出て小さな橋を渡った所に、米蔵が並んでいたそうで、
今も米蔵を再現した、歴史博物館が建っています。

 

当時、米蔵の向こうは、広々とした熊見川の河口と海でした。
内蔵助は、行き交う船を見ながら、尾崎村へ向かったかも
知れませんね。

第18回「赤穂城跡 二之丸庭園」

akostaff 2017年10月25日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第18回は「赤穂城跡 二之丸庭園」です。

 

本丸門の前、白壁に囲まれた所が、二之丸庭園です。
整備が進んで、いい感じの庭園になってきましたね。

 

昨年から一般公開が始まり、まだ途中までしか行けませんが、
江戸時代の大名庭園を味わうことができます。

 

二之丸庭園の池は、旧赤穂上水の水が引かれていたそうで
「城郭内に造営された大名庭園として貴重である」ことから
本丸庭園とともに、国の名勝に指定されています。

 

二之丸庭園は、大石内蔵助の大叔父、大石頼母助の屋敷が
あった場所で、赤穂に配流になった、江戸の儒学者、兵学者の
「山鹿素行」が8年ほど、その一角に住んでいました。

 

この時、素行は「錦帯池」と呼ばれた、この池泉で船遊びの
歓待を受けたり、茶亭での茶事に招かれたりしたそうです。

 

素行さん、初代藩主、長直の申し出で浅野家に仕えていた
ことがあって、赤穂では大歓迎だったんですね。

第17回「赤穂城跡 本丸」

akostaff 2017年10月24日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第17回は「赤穂城跡 本丸」です。

 

藩主の住む本丸御殿があった場所で、藩士が総登城しての
「大評定」の舞台が、ここといわれています。

 

現在は御殿の間取りが復元され、国の名勝・本丸庭園や、
江戸時代そのままの天守台が残っています。
(天守閣は、最初から建てられませんでした)。

 

写真は、復元された間取りで、畳や板の間、廊下、縁側など
がコンクリートで描かれ、当時の御殿を思い浮かべながら
歩けるようになっています。

 

「忠臣蔵」の赤穂が舞台の中でも、刃傷事件と即日切腹の
報せがもたらされてからの、赤穂の驚愕、城中大評定での
開城決定、そして城明け渡し・・・。
この流れは一番盛り上がる場面ですね。

 

ところで、3月19日の第一・第二の早駕籠で報されたのは
刃傷事件と即日切腹までで、吉良上野介が生きている事は、
ようやく25・26日頃に分かったそうです。

第16回「赤穂城跡 本丸門」

akostaff 2017年10月23日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第16回は「赤穂城跡 本丸門」です。

 

本丸門は、平成4年(1992)から4年をかけて復元された門で、
高麗門と櫓門、枡形からなる美しい門です。

 

本丸は、藩主の住む本丸御殿があった所で、国の名勝に指定
された本丸庭園や、大池泉、当時の天守台などが残り、御殿の
間取りが復元されています。

 

「忠臣蔵」で、藩士が総登城して「城中大評定」を行ったのが
この本丸御殿だといわれています。
(間取りから考えると、そんな大勢が集まれる部屋が無い、
という話もありますが。)

 

映画やドラマの撮影に、何度も使われている「ロケ地」でもあります。

第15回「忠臣蔵 自動販売機」

akostaff 2017年10月22日

 

赤穂市の忠臣蔵スポットを紹介する「あこう忠臣蔵めぐり」
第15回は「忠臣蔵 自動販売機」です。

 

これは赤穂ならではですね。
忠臣蔵の浮世絵デザインの自動販売機。
両側には、赤穂の名所がプリントされています。

 

写真は、JR播州赤穂駅1階のバス待合所です。
赤穂城跡の南にある、城南緑地公園の野球場でも
見かけたので、探せばもっとあるかもですね。

 

台風21号の影響が出ていますが、みなさんの所は
大丈夫でしょうか、赤穂は風はほとんど無いですが、
昨日から雨が降り続いています。

 

それにしても10日くらい雨なので、そろそろ太陽と
青空が見たいですね。